性感染症(性病)治療と性感染症検査キット
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尖圭コンジローマ

知名度が低い性感染症の1つに

尖形コンジローマ

があります。
human papillomavirus通称HPVと呼ばれるウイルスが原因で発生する性感染症です。

気になる尖圭コンジローマの症状は簡単に言うとイボみたいのができるのです。

微生物学的にはこの性感染症の原因であるHPVは2本鎖DNAウイルスに分類され、塩基対を約8,000も持っているのです。

また一言にHPVといっても型の違いにより100種くらい確認されており、厄介なことに培養細胞で増殖できないため治療方法の確立が遅れているのです。この性感染症が長く続くと子宮頚癌が90%の確率で起こるとされています。

 

010尖形コンジローマがガンの元になっているのです。

男性の生殖器のガンの一種に陰茎の扁平上皮癌があります。
これに関与しているHPVは16型であり、61%の相関が確認されています。先程説明した子宮頚部の扁平上皮癌もやはり16型が最も多いという報告があります。
もはや、尖圭コンジローマという性感染症を通り超えてガンの元として注目されているのです。さらに微生物学的に性感染症の尖圭コンジローマを分析していくと、腺癌にも影響していることが分かってきました。相関は75%でした。この腺ガンでは18型が多く検出されたそうです。

 

ガンの元にもなる性感染症の尖圭コンジローマの感染は一体どのようにして行われているのでしょうか。

培養細胞実験が成功していないので確かなことは言えませんが、皮膚や粘膜の上皮損傷部位から直接侵入してくるものと予想はされているのです。
その直接的な侵入を許すきっかけになるのが性行為であり、そこから尖圭コンジローマは性感染症として扱われるようになってのです。
ただ、HPVにも弱点があります。それは細胞外ではすぐ死滅することです。ですので、空気中では生きることができないため、性行為によって感染するしかルートは考えられないのです。

 

尖圭コンジローマの潜伏期間は3ヶ月間以上と性感染症の中でもエイズに続いて長いので潜伏期間のうちに性行為を繰り返すと、相手への感染する機会を増やしてしまうのです。

性器周辺にイボができたら要注意です。HPVを放っておくと増殖して炎症を起こし、最後に周囲をガン化させてしまうのです。
尖圭コンジローマの治療方法ですが、手術により切除する方法と蒸散法・凍結療法、塗布療法など意外と多くの治療方法がありますが、この性感染症は再発しやすいので一度尖圭コンジローマに罹ったヒトは定期的に検診を受けるようにしましょう。