病理学的に詳しく述べていくと梅毒の進行には第一期から四期まであるのです。リンパ節が腫れたり、発熱を起こしたり、倦怠感が現れてきたりと、他の性感染症と比較すると症状がはっきりと現れてくるのです。
今では抗生物質ペニシリンが開発されているので、死の病気ではなくなりましたが、数十年前までは性感染症の梅毒に罹ったとなったら、もう大騒ぎでした。梅毒で死んでしまうとは、つまり、臓器の腫瘍が脳も脊髄などの神経にも行き届いてしまう結果なのです。
この細菌が皮膚や粘膜の傷口に触れることで感染するのです。潜伏期間ですが、約3週間程度と普通になっています。 感染から3週間経過すると性器などの感染部分に、小豆ほどの赤いシコリが出来るのです。
男性は性器が見える場所にあるので、この性感染症に気付くのですが、女性の性器は見えない場所にあるので、この段階でも気付かない女性が多いのです。
この段階で早期治療を怠ってしまうと梅毒トレポネーマは全身に侵入してくるのです。すると、全身に赤い斑点ができ始めます。
この段階で梅毒を憂い止めなければ完治はしません。ただが性感染症と考えずに異変があればすぐに泌尿器科に向かいましょう。ここでは、梅毒が最終段階へと向かったときに起こる症状を解説していきます。
皮膚に広がっていた赤いシコリははゴム腫になり、内臓全体にも見られるようになります。手足の感覚を失ったり、心臓や脳などにも障害が出てくるので、普通に生活が過ごせなくなります。
この梅毒性感染症の最終段階でもペニシリンは効きますが、治ったとしても、また再発するでしょう。
それは性感染症で移ってしまった梅毒の場合は早期治療によって完全に治りますが、梅毒トレポネーマという抗原が全身に回ってしまった後では、梅毒トレポネーマに対する抗体が作られ始めるので、その作られた抗体は一生消えることはないのです。
抗体が残ってしまうことは良いことなのですが、逆にいえば、性感染症に感染した事実は一生消えないことになります。性感染症に罹ったという恥かしい事実ができる前に、つまり前抗体が陽性になる前に早期発見・早期治療に努めていきましょう。
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